個人積算線量計の結果は想像以上に高い数値。この結果を見て、新たに避難を考える家族もいるのでは
◆個人線量計の結果は年1ミリシーベルト超
年末年始は夫が中国から帰国し、秋田で家族一緒に過ごすことができました。今季の秋田は例年を越える豪雪っぷりで、休みの間は2度ほど山の近くをスノーシューで散策。真っ白な銀世界を背景にお湯を沸かし、熱々のカップラーメンをすすりました。
そんな冬のアウトドアを愛する私でも、日常生活の雪にはホトホト参りました。かいてもかいても降り積もる雪にはザルで水をすくうような感覚を覚え…、雪が固まってボコボコになった道路を運転すれば洗濯板の上を走っているような錯覚に陥り…。ついに心が折れた私は義理の父母に「雪解けと共に帰ってきます」と告げ、子供とふたりで秋田を後にしました。と言うのは冗談で(半分本気)、個人積算線量計の回収日に合わせて郡山に一時帰宅です。また、夫が中国の春節時期には日本に戻ってくるため、秋田に帰るのは2月の頭を予定しています。本音を言えば本当に雪解けまで福島に居たいのですが、第一回の線量計の結果通知を見たら、そんな悠長なことは言っていられないと思いました。
11月1日〜30日までの30日間で、子供の被ばく量は0.11ミリシーベルト。1年に換算すると1.21ミリシーベルトになるそうです。結果については「健康に影響を与えるような数値ではない」とのことですが、爆発直後の被ばくや内部被ばくなどは加味されていないことを考えると「意外に高い」という印象です。11月は郡山に半月ほど滞在していて外出時にも携帯、残りの日数は郡山の自宅に置いておきました。第二回の線量計の測定時は子供をほぼ秋田に滞在させましたので、郡山の自宅内での被ばく量となる予定です。現在は第三回の線量計を持っていますが、今回は秋田に持ち帰って測定したいと思います。
◆内部被ばく調査のキットが到着
また今月は、同位体研究所という機関に申し込みをしていた子供の尿検査キットが届きました。インターネットの掲示板に、「子供の内部被ばく量を無償で検査してくれる」と言う書き込みをみて、昨年の秋に申し込んでいたものです。6000件以上の応募があったようで、気長に待っていましたがようやく到着しました。
検査方法を簡単に説明すると、薄い布状のシートに子供の尿を採取、乾燥というのを何度か繰り返し、尿を凝縮させたシートを研究所に返信。測定が完了後、結果が通知されるという仕組みです。うちは子はまだオムツなので、オムツに挟んで尿を吸収させますが、乾燥させる際にはなんと…フライパンで加熱!! 直にではなくアルミ箔を敷いてからシートは乗せますが、まさか自分の子供の尿をフライパンで炒る日がやってくるとは。なかなかできない経験です。
この検査で体内に蓄積されている放射性物質がどの程度わかるものなのでしょうか? 無償と聞いて我先にと応募しましたが、きちんと確認もせずに申し込みをしてしまったのは良くなかったなぁと反省しています。今後、私のように子供の被ばくを心配する親に対して、詐欺まがいのことが起きなければいいのですが。考えすぎでしょうか。
とにかく今回が初の内部被ばく調査となります。今週末、夫と一緒に検査してみたいと思います。
同位体研究所から送られてきた尿検査キット。県内の病院でも無償で調査ができればいいのに…
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